【LinuxMint20 Ulyana】aptが使えないトラブル:ディレクトリがロックできないエラーの場合
何故かapt getが使えなくなってしまった。 「/var/lib/dpkg/lock-frontend をロックできません」 的なエラーが出る(実際のエラーはメモし忘れてしまった。申し訳ない)
この記事を参考に、以下のコマンドを試します。
$ sudo rm /var/lib/apt/lists/lock
$ sudo rm /var/lib/dpkg/lock
$ sudo rm /var/lib/dpkg/lock-frontend
しかし、apt installを使うと、またしてもエラーが
E: Could not get lock /var/cache/apt/archives/lock. It is held by process 17672 (aptd)
N: Be aware that removing the lock file is not a solution and may break your system.
E: ディレクトリ /var/cache/apt/archives/ をロックできません
そこで、次はこのQiitaの記事を参考にして、 qiita.com
$ sudo rm /var/cache/apt/archives/lock
これで無事解決! 最後にパッケージを更新&不要なパッケージを削除。
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt autoremoveove
無事、aptを使ってアプリをインストールできるようになりました。
LinuxMint20 Ulyana Mate Editionに乗り換えました
HDDをSSDに変更したので、その際にLinuxMint19 Tessaから、LinuxMint20 Ulyanaに乗り換えました。
乗り換えてから1周間ほどで、ネットサーフィンや書類作成などを目的に使用していますが、使用感は対して変わらないかな〜という印象です。
また気がついたことがあればチマチマ書いていきます。
LinuxMint19.1でRPGツクール2003のゲーム(ゆめにっき)を動作させる
久々にゆめにっきをプレイしたい!と思い、wineで動作させてみることに。
まずはWindowsでプレイする時と同じように準備します。「RPGツクール2003 RTP」を用意し、ゆめにっきのlzhファイルをダウンロードして解凍。しかし、exeファイルを実行しても「ファイルマイシステムaが開けません」という表示が出てきてプレイできませんでした。
そんな時、このようなYahoo知恵袋の質問を見つけました。
なるほど、ファイルが文字化けしてしまうのが原因なのか。確かに僕が解凍したファイルも文字化けしてたぞ。
というわけで、文字化けしないための解凍ソフトをインストールすることに。色々探したところ、「Lhaplus1.74」なる解凍ソフトをwineで動かして解凍するのが手っ取り早くてよさそう。何でもかんでもwine頼みですね。ははは。
www.vector.co.jp適当な場所にダウンロード&インストールし、このソフトを利用してlzhファイルを解凍。初期設定では、デスクトップに解凍するようになっていました。そして、解凍して出てきた「ゆめにっき」のフォルダを開き、「ゲームスタート.exe」を実行。おお、次はちゃんとゲームが起動し、ちゃんと窓付きが動きます。すごいすごい。
久々に触れるゆめにっきの感慨に浸りつつ、窓付きを操作してつくえに座らせると...ん?おかしい。あの素晴らしいBGMが流れない...。これではゆめにっきの魅力が半減してしまいます。
どうやらセーブする時のBGMの音声ファイルはMIDIなる形式のものらしく、そのままでは鳴らないそう。というわけで下の記事に沿って設定してみます。
まず、FluidSynth / Qsynthなるシンセサイザーをインストールします。そのために、以下二つのコマンドをターミナルで実行します。
sudo apt install fluidsynth qsynth
sudo apt install freepats fluid-soundfont-gm fluid-soundfont-gs
しかしこれだけでは十分ではないそうで、以下のコマンドをターミナルで実行し、wineの設定を行います。
wine reg add "HKEY_CURRENT_USERSoftwareMicrosoftWindowsCurrentVersionMultimediaMIDIMap" /v "CurrentInstrument" /t REG_SZ /d "Synth input port (Qsynth1:0)"
そして、FluidSynth / Qsynthを起動し(Menu→サラウンドとビデオ→Qsynth)、以下の設定を行います。
- Setupをクリック
- MIDIタブの「MIDI Driver」を「alsa_seq」に、「MIDI Client Name ID(ALSA/CoreMidi)」を「Qsynth1」に設定
- Audioタブの「Audio Driver」を「alsa」に設定
- Soundfontsタブの「Open」をクリック。「FluidR3_GM.sf2」「FluidR3_GS.sf2」を追加。
これでQsynthを起動しながらゆめにっきを起動すると、ちゃんとセーブ時のBGMが流れるようになりました。めでたしめでたし。
また、ゆめにっきをプレイする場合はそこまで気になりませんが、Linuxの場合、メニューの文字が太字になってしまい読みにくいです。その対応について書かれた記事を見つけたので、一応記しておおきます。僕はめんどくさいの試していませんが、気になる人は参考にしてみると良い結果が得られるかもしれません。
Linux Mint19.1にWargamingのゲームをインストールする | WoT(World of Tanks)やWoWS(World of Warship)をLinuxでプレイする方法
※ 2020/8/17更新※
LinuxMint20 Ulyanaへの移行にともない、この記事と同じ方法でインストールし直したのですが、グラフィックや地形の描画が上手くいかない不具合が起きています。具体的には、ゲーム自体は開始でき、当たり判定等も問題ないものの、プレイに支障をきたすほどグラフィックが崩壊してしまっています。おそらくDXVKに関連する問題だと思うのですが、問題の詳細については全くわかっていません。
一応、記事の内容は残しておきますが、ちゃんと動作する保証はない事だけ留意していただくよう、お願いいたします。
問題が解決でき次第、追記したいと思います。
WoTのインストールや更新にあたり、WoTランチャーではなくWGC(Wargaming Game Center)での管理に一本化されました。今後はWoTをプレイするためには、WGCのインストールが必要になります。そこで、WGCをLinuxにインストールする方法を記しておきます。
おそらくですが、この変更によってWargamingのゲーム(World of Tanks,World of Warships,World of Warplanes,Pagan Online,Steel Division2)は全てLinux上でプレイできるようになったのではないかと思います。
下準備として、wineとXtermのインストールが必要となります。ターミナルからもインストールできますが、LinuxMintの場合、ソフトウェアマネージャから簡単にインストールできます。
そして、このサイトにアクセスします。
portwine-linux.ruロシア語のサイトですが、左側のタブから言語を変更できます。
"Download PortWGC-29"をクリックし、"PortWGC-29"という名前のスクリプトをダウンロードします。
※ 2020/8/17更新※
バージョンの更新により、この記事で扱っているスクリプトの名前が現在公開されているものと変わっています。インストールの方法は同じですので、バージョン2.9を例に説明したいと思います。スクリプトの名前だけ間違えないよう気をつけて下さい。
そして、ターミナルを起動し、以下のコマンドでダウンロードしたスクリプトを実行します。
$ cd 〜/path/
(PortWGC-29があるディレクトリまで移動します)
$ sh PortWGC-29
(PortWGC29を実行)
するとWGCのダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると自動でブラウザが起動し、下のページが表示されたかと思います。
このページに書かれている処理は必ず必要なものなので、ページが自動的に表示されなかった場合は下からアクセスしてください。
上のページにかかれているコマンドをターミナルで実行します。利用しているOSの種類やバージョンによって実行するコマンドが異なるので、注意してください。
コマンドを実行して処理が完了すると、Menu→ゲーム→WGCからゲームのインストールが可能になります。
初期設定ではロシア語ですが、左側の歯車のマークで言語の変更ができます。日本語は文字化けしてしまったので、英語を使うのが良いでしょう。
ゲームをインストールする際には、言語設定と使うサーバー(画面左上)を選択し、インストールします。文字化けすると悲惨なので、僕は日本語ではなく英語を選択しましたが、もしかしたら日本語でも大丈夫かもしれません。
インストールが完了すると、WGCからゲームを立ち上げることができるようになります。
なおWoTの場合、Linuxだと通常の方法でリプレイを再生できません。リプレイを再生するためには、“In Game Replay Manager”というmodを導入する必要があります。
PortWINEとmodの開発者のみなさん、本当にありがとう。
※以下の内容は2019年3月に利用されていた古い方法です。今は必要ない情報だとは思いますが、念の為残しておくことにします。
WoTをLinux MIntでプレイしたいと思い、PlayOnLinuxなどでインストールを試みるもうまくいかず.....
結果的に下記方法でうまくいったのでメモしておきます。おそらくubuntuでもこの方法でうまくいくかと思います。
OS:Linux Mint 19.1 mate 64bit
まず下準備としてWineのインストールを済ませてください。ちなみに、インストールした時のWineのバージョンは3.0でした。
その後、このサイトにアクセスします
portwine-linux.ruロシア語ですが左側のタブにある言語設定で日本語に変更できます。
その後、サイトの指示に従いインストーラースクリプトをダウンロードし、ターミナルで実行します。
cd ~/Path/
(インストーラースクリプトのあるディレクトリに移動)
sh PortWoT-137
インストールが終わると Menu→アプリケーション→Game:WorldOfTanks が出現。クリックするとWoTランチャーが立ち上がり、色々ダウンロードされた後にプレイできます。
がしかし、そのままWoTランチャーを実行するだけではAsiaサーバーでプレイできません(初期設定ではEUサーバーに繋がる)。Asiaサーバーでプレイするためには、WoTランチャーを立ち上げる前に以下の手順を踏む必要があります。
- /home/USERNAME/PortWINE/PortWoT/drive_c/Games/World_of_Tanks に移動
- WoTLauncher.cfg を開く
- 29行目、<lang>en</lang>を<lang>ja</lang>に書き換え(言語設定を日本語化)
- 31行目、<stats_service_url>http://wgusst-asia.wargaming.net</stats_service_url>と書き換え(eu→asiaと変更)
- 34行目、<item>http://update.worldoftanks.asia</item>と書き換える
これでAsiaサーバーでプレイできるはずです。