Linux Mint19.1にWargamingのゲームをインストールする | WoT(World of Tanks)やWoWS(World of Warship)をLinuxでプレイする方法
※ 2020/8/17更新※
LinuxMint20 Ulyanaへの移行にともない、この記事と同じ方法でインストールし直したのですが、グラフィックや地形の描画が上手くいかない不具合が起きています。具体的には、ゲーム自体は開始でき、当たり判定等も問題ないものの、プレイに支障をきたすほどグラフィックが崩壊してしまっています。おそらくDXVKに関連する問題だと思うのですが、問題の詳細については全くわかっていません。
一応、記事の内容は残しておきますが、ちゃんと動作する保証はない事だけ留意していただくよう、お願いいたします。
問題が解決でき次第、追記したいと思います。
WoTのインストールや更新にあたり、WoTランチャーではなくWGC(Wargaming Game Center)での管理に一本化されました。今後はWoTをプレイするためには、WGCのインストールが必要になります。そこで、WGCをLinuxにインストールする方法を記しておきます。
おそらくですが、この変更によってWargamingのゲーム(World of Tanks,World of Warships,World of Warplanes,Pagan Online,Steel Division2)は全てLinux上でプレイできるようになったのではないかと思います。
下準備として、wineとXtermのインストールが必要となります。ターミナルからもインストールできますが、LinuxMintの場合、ソフトウェアマネージャから簡単にインストールできます。
そして、このサイトにアクセスします。
portwine-linux.ruロシア語のサイトですが、左側のタブから言語を変更できます。
"Download PortWGC-29"をクリックし、"PortWGC-29"という名前のスクリプトをダウンロードします。
※ 2020/8/17更新※
バージョンの更新により、この記事で扱っているスクリプトの名前が現在公開されているものと変わっています。インストールの方法は同じですので、バージョン2.9を例に説明したいと思います。スクリプトの名前だけ間違えないよう気をつけて下さい。
そして、ターミナルを起動し、以下のコマンドでダウンロードしたスクリプトを実行します。
$ cd 〜/path/
(PortWGC-29があるディレクトリまで移動します)
$ sh PortWGC-29
(PortWGC29を実行)
するとWGCのダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると自動でブラウザが起動し、下のページが表示されたかと思います。
このページに書かれている処理は必ず必要なものなので、ページが自動的に表示されなかった場合は下からアクセスしてください。
上のページにかかれているコマンドをターミナルで実行します。利用しているOSの種類やバージョンによって実行するコマンドが異なるので、注意してください。
コマンドを実行して処理が完了すると、Menu→ゲーム→WGCからゲームのインストールが可能になります。
初期設定ではロシア語ですが、左側の歯車のマークで言語の変更ができます。日本語は文字化けしてしまったので、英語を使うのが良いでしょう。
ゲームをインストールする際には、言語設定と使うサーバー(画面左上)を選択し、インストールします。文字化けすると悲惨なので、僕は日本語ではなく英語を選択しましたが、もしかしたら日本語でも大丈夫かもしれません。
インストールが完了すると、WGCからゲームを立ち上げることができるようになります。
なおWoTの場合、Linuxだと通常の方法でリプレイを再生できません。リプレイを再生するためには、“In Game Replay Manager”というmodを導入する必要があります。
PortWINEとmodの開発者のみなさん、本当にありがとう。
※以下の内容は2019年3月に利用されていた古い方法です。今は必要ない情報だとは思いますが、念の為残しておくことにします。
WoTをLinux MIntでプレイしたいと思い、PlayOnLinuxなどでインストールを試みるもうまくいかず.....
結果的に下記方法でうまくいったのでメモしておきます。おそらくubuntuでもこの方法でうまくいくかと思います。
OS:Linux Mint 19.1 mate 64bit
まず下準備としてWineのインストールを済ませてください。ちなみに、インストールした時のWineのバージョンは3.0でした。
その後、このサイトにアクセスします
portwine-linux.ruロシア語ですが左側のタブにある言語設定で日本語に変更できます。
その後、サイトの指示に従いインストーラースクリプトをダウンロードし、ターミナルで実行します。
cd ~/Path/
(インストーラースクリプトのあるディレクトリに移動)
sh PortWoT-137
インストールが終わると Menu→アプリケーション→Game:WorldOfTanks が出現。クリックするとWoTランチャーが立ち上がり、色々ダウンロードされた後にプレイできます。
がしかし、そのままWoTランチャーを実行するだけではAsiaサーバーでプレイできません(初期設定ではEUサーバーに繋がる)。Asiaサーバーでプレイするためには、WoTランチャーを立ち上げる前に以下の手順を踏む必要があります。
- /home/USERNAME/PortWINE/PortWoT/drive_c/Games/World_of_Tanks に移動
- WoTLauncher.cfg を開く
- 29行目、<lang>en</lang>を<lang>ja</lang>に書き換え(言語設定を日本語化)
- 31行目、<stats_service_url>http://wgusst-asia.wargaming.net</stats_service_url>と書き換え(eu→asiaと変更)
- 34行目、<item>http://update.worldoftanks.asia</item>と書き換える
これでAsiaサーバーでプレイできるはずです。